以前かかりつけの歯科医院で歯痛のお話になった。

ほっぺのところが痛いという患者さんがいらして、歯を見てみるがどこが痛いのか聞いても患者さんは『???ここかなあ???』とはっきりしない返事。『ここかな?こっちかな?ちょっと歯にヒビが入っているねえ?』と先生は一生懸命探し当てて治療したとのこと。

その後数回通院していただいたのだが痛みがはっきりと治らないので知覚過敏?はたまた他の原因?と先生は一生懸命検査して考えたとのこと。

ある日の受診日に『もしかしてこのあたりが痛いですか?』とお顔の顎のあたりや首を触ってみると首を触った途端に『いたい!』と大きな声で言ったのだそう。患者さんも首が痛いことに気が付かなくて触られただけで痛くてびっくりしたのだとか。そんなわけで先生は東洋医学をおすすめして終わったのだとお話されました。

西洋医学には限界がある、とお話されましたが、『先生それは違います。西洋も東洋も長所短所がありますよね♪』とお返事しました。そして『先生、今度そんな患者さんがいらしたら合谷と手三里をほぐすのとラジオ体操おすすめしてください♪』とお話したのを思い出します。